<ものづくり><SDGs>海ゴミを使ったアクセサリー作り体験(TONKANterrace/福井市)
こんにちは!ふくのね事務局です。
今回は「TONKANterrace」さんで海ごみを使ったモノづくり体験をしてきましたので、ご紹介します。
TONKANterraceさんについて
TONKANterraceさんは2022年の春にオープンした“ものづくりができる私設公民館”です。
あらゆる人が自由にものづくりを楽しむ場所として、木工道具や3Dプリンター、レーザーカッターやミシンなどの様々な道具を利用することができます。
また、TONKANterraceさんは廃棄プラスチックを使ってモノづくりを行う活動『プレシャスプラスチック福井』の拠点でもあり、今回の体験プランはその活動を広めたいという思いで始めたそうです。
それでは体験をスタートしましょう!
海ごみを使ったものづくり体験
はじめに福井の海ごみについてお話をお聞きします。
若狭湾は世界有数の海ごみ漂着地であり、冬場などは砂浜一面に海ごみが漂着しています。海ごみを材料として再利用し、新たな価値を持たせることでこの問題を解決しようというのが今回の体験の原点である『プレシャスプラスチック福井』の考えだそうです。
今回の材料はコチラ!海に漂着したごみを砕いたものです。
プラスチックは色ごとに細かく分類されており、使用する色の組み合わせでオリジナルの色になるとのこと。
こちらを筒状の機械に流していきます。
筒の先端の銀色の部分が高温になっており、ここでプラスチックを溶かしていきます。
機械の先端に金属の型をセットしてスイッチオン!
熱で溶かされたプラスチックが型に流れ込んでいきます。
型を開けてみると…
ビーズ状に固まったプラスチックが出てきました。
使ったプラスチックの組み合わせのマーブル模様になっています。
これをひとつひとつ丁寧にニッパーで切り離して、ひもを通して…完成!
海ごみを利用したものづくりは環境問題を考えるきっかけにもなりますし、何より自分で作ったものには愛着がわきますね。
さいごに
最後に代表の黒田さんと記念撮影!
福井の海ごみの現状を知りながら、この世に一つだけのアクセサリーが作れる貴重な体験でした。